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> 十四代 酒井田柿右衛門「苺花文香合」
十四代 酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)
(1934〜 ) 「苺花文香合(いちごはなもんこうごう)」
江戸時代半ばにして途絶えていた、初期の柿右衛門独自の技法である濁手(にごしで)(乳白色の素地)の技法は、太平洋戦争後、十二代と十三代が初期の生地や絵の具の調合等研究を重ね、純白透明な白磁(はくじ)に「赤」の色絵が見事に調和する濁手の復元に成功しました。350年の歴史と伝統が物語る柿右衛門磁器が持つ品格の高さ、余白の空間を残した簡潔で色鮮やかな構図。現在は十四代(人間国宝)へと技法は継承され、日本の色絵磁器のトップランナーとして、優れた伝統技能を守り続けています。
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