晴明会館は、教祖・明主様(岡田茂吉師)を信仰する新健康協会の聖地に「美の世界」を実現する信念のもと、1987年(昭和62年)に建設されました。インド砂岩に包まれた建物に一歩足を踏み入れると、ローザオーロラの石肌や燦然と輝くシャンデリアから漂う建築美が皆様の心の癒しを演出してくれます。
当館には、「芸術は人間の情操を高め、生活を豊かに、人生を楽しく意義あるものにしてくれる」と説かれた教祖の思いが脈打っています。日本画、浮世絵、洋画、陶磁器、工芸品など優秀な芸術家の収蔵作品を企画展示しています。さらに、宗教画家「杉本哲郎」によるキリスト教、イスラム教、仏教など宗教発祥の地ヒマラヤを起源として世界に広まった十大宗教をテーマとした「世界十大宗教壁画」の連作がございます。「世界の信仰と思想はひとつになる万教帰一の実現と争いのない幸福な世界平和」という教祖の思いを祈願致しまして常設展示しています。
自然の美と建築の美で演出された美の殿堂へ、これらの素晴らしい美術品を一人でも多くの方に楽しんで鑑賞して頂き、心を清め、安らぎや幸福を与えられる会館となりますよう祈願致しております。
平成 26 年 4月1日