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主な収蔵作品ご紹介
「モーゼの十戒」

杉本哲郎作品
「モーゼの十戒」(ユダヤ教) 昭和48年(1973)作
(展示中)

エジプト王の奴隷(どれい)として、自由のない生活を送っていたイスラエル人はモーゼを指導者として、神がイスラエル人の祖先に約束されたカナンの地に連れ出されました。
数万のイスラエル人は紅海(こうかい)を渡り、長い苦難の旅をつづけてシナイの荒原(こうげん)まで辿(たど)り着(つ)きました。しかし彼らは指導者の教えに背(そむ)き、禁制の偶像(ぐうぞう)(金の牛)を礼拝(れいはい)したり、貪欲(どんよく)と淫猥(いんわい)に狂い、互いに掠奪(りゃくだつ)したり闘争(とうそう)したりしました。
モーゼは神意(しんい)を受けてシナイ山から降りて群衆の前に姿を現わし、強くその非(ひ)を叱責(しっせき)しました。石板(せきばん)の面に、殺傷(さっしょう)してはならぬ、盗(ぬす)んではならぬ、嘘(うそ)の証言(しょうげん)をしてはならぬ、と十箇条(じっかじょう)の神の誓戒(せいかい)の文字が表われていました。

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